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NHK杯に学ぶ”感動、感心の一手”
(2007年10月21日放送)

をクリックして棋譜を再現して下さい。No.を押すと数字が消えます。盤面をクリックすると石が打ててしまいますが、リセットを押せば最初から再現できます。

黒、謝女流最強位 対 白、王九段の対戦。

この一局は、参考になる考え方がいろいろありました。
また、序盤、左上と右下。どちらもプロの碁では珍しく分かりやすい定石。定石後の打ち方も参考になりますね。

(36・変化図3)ノゾキに対し、本譜はツギましたが、マイケル・レドモンド九段の解説では、E4へノゾキ返し、黒3とツケて形を整えるのもある、と言うことで、こうした筋を知っていると、自分ならそう打ってしまいそうです。

(51変化図2)ハネ出すとワタリを見ながらコウにされる、と言うことで、本譜ヒキが相場ということです。
白80のサガリは、有段者なら当然と言えそうですが、知らないと慌てそうです。隅の特殊性なのですね。

(137変化図1)黒4と4子を取ると、白5と下辺全部を取られてしまう。中の4子より下辺の方が当然大きい訳で、これを捨てる白134に感心しました。こういう手が打てると相当強いのでしょうね。

実戦を見ている時は、右辺の黒も生かすことが出来、中の白4子も取った、ということで、ずいぶん黒が頑張った気がしたのですが、しかし、数えてみるとそうでもない。
右上隅を荒らされ、何と言っても上辺が大きい。この辺りの大局観にも感心しました。

結局この碁は、228手で、白の中押し勝ちとなりました。

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